不可欠なスキル実践編:コミュニケーションとコラボレーション

不可欠なスキル実践編:コミュニケーションとコラボレーション

子どもが学び、発達するために21世紀のスキル 21世紀のスキル (コミュニケーション、コラボレーション、創造性、批判的思考)が不可欠であることは、ほとんどの親も教育者も同意するでしょう。これらのスキルがあれば、子どもは未知の未来や変化する世界に対応できるようになります。

「21世紀のスキル」という名ですが、これらのスキルは新しいものではありません。また、今世紀の学習者だけのものでもありません。これらはいつの時代も学習者に不可欠なスキルであり、歴史上、偉大な革新者を突き動かした原動力でもあります。

みなさんのお子さんはすでに「21世紀」の学習者です。 彼らはおそらく、上記の4つの基本的なスキルをすでに示すことができるのではないでしょうか。親として、これらのスキルが自然に芽生えたときをどのように見極めるかを学べば、子どもがスキルを磨くのを手伝うことができ、成長を続けるために励まし、サポートし続けることができます。

コミュニケーションする人はコラボレーションする人

21世紀のスキル(または4つのC)については、重なる部分がたくさんあり、子どもは、よく複数のスキルを同時に理解していることを示すものです。通常、コミュニケーションとコラボレーションは並行して育成されていきます。 優れたコミュニケーションスキルなくしてコラボレーションを成功させることはできませんし、その逆も同様です。

注意深く観察すると、お子さんがすでにコミュニケーション能力とコラボレーション能力を発達させていることに気づかれることでしょう。以下に、子どもがこれらのスキルを示していることに気づく方法とそれらを励まして伸ばしていく方法を5つご紹介します。

子どもが知っていること:想像の遊び

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子どもが遊びを通して学習する ことが多いということは、わかっています。子どもの想像の遊びに他の子どもや想像上のキャラクターが含まれる場合、そこにはコミュニケーションとコラボレーションのスキルが関係しています。

成長を助けましょう:

想像の遊びの中で、もっと深く話をするように子どもに勧めます。遊んでいる間に起こる学習の中には潜在意識のものもあるので、それを表面化させるのに役立ちます。子どもの遊びを見るときには、「大人」のレンズを外すようにし、ゲームの複雑さを充分に理解してください。 そうすると、子どもがすでに持っているスキルの上に学習を構築するのを助けることができます!

子どもが知っていること:ストーリーテリング

教えてもらった物語を語り直す、新しい物語を作り上げる、または、一日を振り返る。どれをとっても、子どもは語り手になるのが大好きです!物語は、人生の教訓を伝える機会でもあり、言語の強い運用能力を示す機会でもあります。

成長を助けましょう:

お返しをしましょう!子どもに多くの種類の物語を読んで伝え、物語の構成に慣れさせ、話術のスキル育成を促します。あなたの熱意が伝われば、子どもも同じようにすることでしょう!

子どもが知っていること:言い争い

子どもはいつも意見が一致するとは限りません。それでよいのです。大人だってそうです! 子どもは言い争いのなかで、自分の意見を伝え、解決するためにコラボレーションすることを学んでいるのです。「言い争いをやめる」ように言うよりも、意見が違うことを尊重しあい、解決策を見つけるためにコラボレーションすることに重点を置くやり方を教える方が、子どものコミュニケーションスキルの向上には役立ちます。

成長を助けましょう:

言い争いからすべての非難を取り除きます(誰かが明らかに間違っていると思う場合でも)。他の子を非難するのではなく、言い争いの後ろにある根本的な問題を見つけ出し、一緒に解決策を考え出すように話しましょう。

子どもが知っていること:発見を共有

子どもは学習にワクワクしているとき、自分が発見したことを伝えるのが大好きです。新しい言葉を覚えた、裏庭で新しい植物を発見した、難しい数学の問題を解決した。どれであっても、子どもは自分が探検した世界での発見を共有できることを誇りに思っています。

成長を助けましょう:

子どもの熱意に応え、「今日は学校で何を勉強したの?」というような、おざなりな質問から脱却するようにしてください。そして、子ども自身の熱意を理解するようにしましょう。子どもの教育についての議論は、できるだけ子どもがリードするようにさせ、その考えを広げるために好きな科目について、意図的ではない純粋な質問をするようにします。

子どもが知っていること:家族の手伝いや意思決定の手伝い

好むと好まざるとにかかわらず、ほとんどの子どもは、何らかの形で家のことのお手伝いに関わっています。家事は子どもに責任を教え、一緒に働くことでコラボレーションスキルを促進させることにもなります。まさかと思われるかもしれませんが、子どもは任されたいのです!子どもは、家族や家庭生活に影響を与える決定に関わりたいと思っています。それは、子どもがより良いコミュニケーションやコラボレーションができるようになるのに役立ちます。

成長を助けましょう:

できるだけ、お子さんが家族の意思決定プロセスに参加できるようにしてあげましょう。家族会議は、全員が解決策を求めて一緒に協力する素晴らしい方法です。

 

これ以外に、お子さんがコミュニケーションとコラボレーションのスキルを発揮しているのは、どのような時でしょうか?当社ソーシャルコミュニティで教えてください。次の記事は、「21世紀のスキル」のあと2つ、批判的思考と創造性を見極めて育成していくことについてです。お楽しみに!

 

参照:

“Communication and Collaboration.” p21.org. Partnership for 21st Century Skills. Web. 16 May 2011. http://www.p21.org/index.php?option=com_content&task=view&id=261&Itemid=120.

National Education Association. An Educator’s Guide to the “Four Cs”. (n.d.). Retrieved from http://www.nea.org/tools/52217.htm.